Hello, againコイン

Hello, againコイン

Hello, againな人たち

何度でも
「またここに来たい」
と思えるおもてなしを

大松閣/山の茶屋 若旦那

柏木 宏泰 さん

#笑顔

#100年以上の歴史

#地域活性

#飯能出身

山奥に湧いていた温泉で鹿が体を癒しているのを発見した、というのが起源だそうです。その100年以上前から湯治に使われていた湯を、曾祖父が買い取りました。曾祖父は、大工の方と全国の温泉宿を巡って知見を深め、大松閣を建築しました。地元の西川材やステンドグラスなども使い、おもてなしの空間を創ったのです。その最初の大松閣は年を経て、30年前に父が一大決心して現在の建物に建て替えました。

大松閣の長い歴史の中では、数代にわたりご宿泊を家族の行事にしてくださっているお客さまも。私自身ここを自分の家として育ちましたから、お客さまがお子さまやお孫さんを持たれるのも見ています。「また来るために長生きするね」と笑われるご高齢の方もいらっしゃいます。私はこの大松閣を通じて「笑門来福」を実現したいと思っていますが、そういった「会いに来てくださる」お客さまがあってこそだな、と日々実感しています。

目指すのは「笑顔になれる、近場のふるさと」と柏木さん

楽しみ方過ごし方も様々に用意されている大松閣

大松閣では、何度来ても新鮮な驚きを、そしてお気に入りの場所で寛いでいただける安心感を、楽しんでいただきたいと考えています。その一つが「山の茶屋」です。名栗の食材をはじめ様々なお料理を味わえるお食事処です。歴史があるからこそ、いろいろな試みをして、新鮮な気持ちを忘れないよう努めています。

家族で寛げるゆったりとしたお部屋。窓の先には名栗の景色

露天風呂付大浴場、木のお風呂、貸切風呂で温泉が楽しめる

コロナ禍ではお客さまの足が遠のくのでは、と危惧しましたが、逆に常連さまや埼玉県内のお客さまにたくさんご来館いただき、変わらず営業を続けることができました。お客さまに支えていただき、私たちの笑顔を創っていただいたととても感謝しています。

そのお気持ちに報いられるよう、「地域一丸となってできることはないか」「名栗を知って楽しんでいただけることはないか」と考えています。Hello, againコインもその一環。私が喜びを感じる「また来るね」を生みだす取り組みだと共感しました。それを実現するためにも、より一層のおもてなしを、そして新たな取り組みをと考えています。ぜひ名栗に足をお運びいただき、名栗の良さを感じていただければと思います。

山の茶屋では地元の名物などに舌鼓。宴会場としても使える

田舎の古民家におじゃましたような懐かしさの「山の茶屋」

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